
こんにちは、ポーです☆
いつものブログとは別に「風水」や「占い」について解説していきますね(‘ω’)
目次
風水の起源とは/4000年の歴史から学ぶ
「風水」って聞いたことはあるけれど
実際にどんなものなのかよくわからない
そんな方も多いのではないでしょうか
風水は単なる「占い」ではありません
私たちの生活を豊かにする
古代からの「知恵」なのです
今回は風水の始まりから基本的な考え方まで
誰でもわかるように簡単に説明していきます(‘ω’)
この記事を読めば風水の本当の意味と
なぜ多くの人に愛され続け、実践されているのかがわかるはずです
風水はいつ、どこで生まれたのか
古代中国で始まった風水の歴史
風水は今から約4000年前、古代中国で生まれました
当時の人々は
自然と人間の暮らしが深く関係していることに気づいていました
山や川、風の向きや水の流れが
人の健康や幸せに大きく影響することを経験で学んだのです
「風水」という名前も、自然の「風」と「水」から来ています
風と水は生きていくために欠かせないものですよね
古代の人たちは、この二つの力をうまく利用することで
より良い生活ができると考えました。
最初は王様や貴族のお墓を作る場所を決めるときに使われていたのです
良い場所にお墓を作ると、子孫が繁栄すると信じられていたからです
その後、住む家の場所や間取りにも応用されるようになり
一般の人々にも広まっていったのです
日本に伝わった風水の変化
風水は飛鳥時代(6世紀頃)に日本に伝わりました
京都の街づくりにも風水の考え方が使われているんです
京都は北に山、南に開けた土地という風水的に理想的な場所に作られました
日本では中国の風水をそのまま取り入れるのではなく
日本の気候や文化に合わせて、変化させていったのです
例えば、日本の住宅事情に合わせたマンションやアパートでの風水術も生まれています
現在でも、インテリアやライフスタイルの一部として
多くの日本人が風水を取り入れています(‘ω’)
掃除や整理整頓、色の使い方など
日常生活に取り入れやすい形で親しまれているのが特徴です
風水の基本となる「気」の考え方
「気」って何?生命エネルギーの正体
風水で最も大切な考え方が「気」です
気とは、目には見えないけれど、すべてのものに流れている生命エネルギーのこと
私たちが「元気」「やる気」「気分」という言葉を使うのも
この「気」の概念から来ています
良い気が流れている場所にいると、なんとなく心地よく感じたり元気になったりしませんか?
反対に、悪い気がたまっている場所では
疲れやすくなったり、イライラしたりすることがあります
これは多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか
風水では、この気の流れを整えることで
住む人の運気や健康を向上させることを目指します
気は水のように流れる性質があるので
部屋の間取りや家具の配置によって、流れ方が変わるのです
良い気と悪い気の見分け方
良い気(吉気)は、ゆっくりと穏やかに流れる気のこと
明るくて清潔で、適度に風通しの良い場所に集まりやすいとされています
緑の植物や綺麗な水がある場所も、良い気を呼び込むと言われています
悪い気(凶気)は、流れが速すぎたり、逆に全く動かなかったりする気です
暗くてじめじめした場所、散らかった場所
長い間掃除していない場所には悪い気がたまりやすくなります
風水の実践は、実はとてもシンプルです
まずは掃除をして、整理整頓をする
そして適度に換気をして、明るさを保つ
これだけでも気の流れは大きく改善されるのです(‘ω’)
陰陽五行説/風水の土台となる考え方
陰と陽のバランスが大切な理由
陰陽説は
この世のすべてのものを「陰」と「陽」の二つに分けて考える思想です
- 陰は静かで冷たく、内向的なエネルギーを表します
夜、月、女性、休息などが陰に分類されます - 陽は活発で温かく、外向的なエネルギーを表します
昼、太陽、男性、活動などが陽に当たります
大切なのは、どちらが良い悪いではなく、バランスを取ることです
陽ばかりでは疲れてしまいますし
陰ばかりでは活力がなくなってしまいます
家の中でも、活動的なリビングは陽の要素を強く、休息する寝室は陰の要素を強くするなど、部屋の用途に合わせてバランスを調整します
色で言えば、白や赤、オレンジなどの明るい色は陽
黒や青、紫などの落ち着いた色は陰に分類されます
インテリアでこれらをバランスよく使うことで、心地よい空間を作ることができます
五行説/5つの要素が作る自然のサイクル
五行説は
自然界のすべてを
「木・火・土・金・水」
の5つの要素で説明する考え方です
これらは互いに影響し合いながら、循環しています
- 木は燃えて火になり
- 火は燃え尽きると土(灰)になり
- 土の中から金(鉱物)が生まれ
- 金は冷えて水(露)を作り
- 水は木を育てる
この流れを「相生(そうしょう)」と言います
一方で
- 木は土の養分を吸い取り
- 土は水を吸収し
- 水は火を消し
- 火は金を溶かし
- 金は木を切る
この関係を「相克(そうこく)」と言います
五行を日常生活に活かす方法
五行それぞれには対応する色、方位、季節があります
- 木は緑色で東の方位
- 火は赤色で南の方位
- 土は黄色で中央
- 金は白色で西の方位
- 水は黒色で北の方位に対応します
例えば、仕事運を上げたい時は
木の要素(緑色の小物や観葉植物)を東側に置く
人間関係を良くしたい時は火の要素(赤やオレンジの色)を南側に取り入れる、といった具合に活用できます
ただし、すべてを厳密に守る必要はありません
自分が心地よく感じるバランスを見つけることが一番大切です
風水は決まりを守ることよりも、より良い生活を送るための手段だからです
風水の基本概念は複雑に見えますが
実は私たちの感覚と一致することが多いのです
明るくて清潔な場所は気持ちが良いし
バランスの取れた色使いは落ち着きます
風水は、この当たり前の感覚を体系化した、生活の知恵なのです